あなたのことが大好きだよって
電車で聴いたポップナンバー
真夏の日差しに街が灼けつく
お気に入りの坂道を歩いて
きらめく港が見えるこの丘
麦わら片手で押さえて眺めた
初めて私がやってきた日に
教えてくれた秘密のロケーション
両手を高く背伸びしたら
ジュースを頬に驚かせたあなたは
この夏一番の思い出を
私に届けてくれるのかな
また会えたね
待ってたよ
言葉なんて他にはいらない
触れた唇のぬくもりに
懐かしさと嬉しさが涙で溢れて
いるべき場所
いるべき人
私を導く運命の足跡が
音を立てて刻まれていくから
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