通り雨に霙が混ざり出して
それはやがて真っ白な雪となって
ふたり肌を重ね温みあった
永遠のようなひと時抱きしめた跡

今更もう戻れやしないよ
もうひとりじゃ越せない凍えそうな吹雪いた夜も
知ってしまった後じゃ
離した途端見失う手
投げかけた問いは雪に染み込んで
キミは困ったように微笑うだけ

刺さったトゲが抜けないんだよ ボクの中から
キミの中では至って普通なことなんだよ
傷つけるのは孤独の名残
同じじゃないと許せないなんてどうかしてた
同じじゃないから触れ合えるってのに
大馬鹿だな

ポタポタと垂れた滴 下に積み上がる
ありのままじゃいられない淋しさ
飽き足らずに求めた似たようなカタチに
「ふたりのため」と言い聞かせてはめた

ぶら下がるには重くなりすぎた氷柱が
ひとつまたひとつと降り注いだ
ボクはキミになれずキミはボクにはなれない
凍らせてよ結局独りになっちゃうくらいなら

刺さったトゲが抜けないんだよ ボクの中から
キミの中では至って普通なことなんだよ
傷ついたのはふたりの名残
同じじゃないと許せないなんてどうかしてた
ごめんよ

刺さったトゲが抜けないんだよ嗚呼
残った僅かな温みがトゲを伝った
大馬鹿だな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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氷柱

Lady Mellow.-レディーメロウです。歌ってみたとかに使ってね。
https://www.youtube.com/channel/UC7nP7eSzksY326EmIbmyjVQ

閲覧数:99

投稿日:2022/02/01 20:26:23

文字数:514文字

カテゴリ:歌詞

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