夕暮れの緋(あけ)に消えていく背中
捕まえようと伸ばした腕 もどかしい距離

立ち止まった君の 影を捕まえることが僕には精一杯で
振り返った君の泣きそうなくらい綺麗な笑顔に
感づかれぬよう 僕は強く唇を噛締める

近くにいるのに(君は遠い)
気づいて 気づいて でも気づいて欲しくなくて
自問自答 繰り返しても縮まらない距離


ああ、僕はいつの間にこんなに卑しくなってしまったのだろう
君 (求め) 嗚咽 (声が枯れるほどに)

惨めだ (僕は) ちっぽけだ (痛いほどわかってる)
「ねぇ?」頭の中 直接響いた君の声を
ワザと聞こえないフリをして



鳥籠に閉じ込められた僕の想い(こころ)
飛び立つ勇気もなく 永遠にそこに縛られたまま

ぽっかりと開いた 心のスキマに当てはまるピースは
探しても探しても探しても探しても見つからず
曇天にも似た 思いだけがそこに燻って

遠ざかってしまった(近くにいたのに)
愛しくて 愛しくて 君がたまらなく愛しくて
後悔懺悔 無理矢理気持を閉じ込めて


ああ、僕はいつの間にこんなに弱くなってしまったのだろう
愛(求め) 慟哭(枯れ切った声で)

惨めな (僕を) 愛して欲しい (叶わない願いでも)
「ねぇ?」頭の中 焼きついていた君の姿に
僕はデリートキーを押した




「さようなら……」







ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Dilemma.

伝えきれず、もどかしい想い

閲覧数:112

投稿日:2010/06/21 21:45:13

文字数:582文字

カテゴリ:歌詞

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