「声に出して言えないから...」




夜の丁度真ん中
布団に潜り込んで
ピンクの携帯を開く

"新着メール取得中..."

"新着メールはありません"

勢いよく携帯閉じる
耳に痛い音、ため息つく
(~~♪)着信音に飛び起きる
新着メールの文字
慣れた手つきでメールを開く
"サイト"の三文字
義務的に動く親指
ろくに見ないでパワーオフボタン


ちょっと泣きそうになって
音楽プレーヤーで
お気に入りの恋の歌
小さな声で口ずさむ
最後には貴方の名前


イヤホンから流れる恋の歌
その割には浮かない顔
真っ暗になった待ち受けに
また泣きそうな私の顔


柄にもない"相性占い"
"あの人はの運命の人!?"
…思わずクリック
誕生日入れて、血液型入れて、
"あの人の誕生日も、血液型も…"
すらすら入れて"送信ボタン"


電波は考え込んで
私は携帯を置こうとした
そしたら突然のバイブと着信音
いきなり高鳴る私の心臓


全部パワーオフして
メールの確認…
"友達"の文字、あの人かも…
宛先には見慣れた名前
"明日のテストなんだっけ?"
ドキドキが黙り込んだ
"たしか…数学と…"
それから見慣れた名前と
何通かのやり取り
"じゃあ、また明日!"


深いため息と小さな脱力
そしたら眠くなった
(もう寝よう…)
プレーヤーを消して
部屋の明かりも消して
私の意識もシャットダウン


小さな期待が
まだ少し暖かい
明日はメールできるかな…
電話もしたいな…
夢の中で仲良しな私達




朝の暖かい日と一緒に届く
あの人からの一通のメール
"今日、学校一緒に行こうぜ"





「電子で届けた私の想い!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

もばいる#じゅんれんか


携帯独特の"ドキドキ"
女の子の"一喜一憂"

そんな気持ち等を
形にできたらと想い、
歌詞を作ってみました!
この歌詞を打っている時、
私自信も同じ様な体験を
していたとか…していないとかww


ご閲覧ありがとうございました!

閲覧数:26

投稿日:2008/12/07 07:58:20

文字数:710文字

カテゴリ:歌詞

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