夜が明けた世界へ

aibikia

暗闇の中で私は
一人きりで産声を上げた
そんなこと忘れるほどに周りを見渡せば笑顔になれるの
嬉しいことがあってね
悲しいことがあってね
過去があってね
今があってね
未来があって
声が音楽になるから
この夜が明けたなら
この先はまだ誰も知らない
歩いてきたこの足で一歩踏み出せたら
一人では歌さえも歌えないそう気づいたとき
まだ名前も知らないあなたと出会うから
前を向けるから

躓いて転んだ時できた傷
胸の奥に今も残ってる
でも今は痛くはないの
前を向いたとき君が笑えばさ
笑顔になれるから

あなたがこの扉を開けたときに
日の光が差し込み、あなたの目が
ガラスのように輝いたの
ただそれを見つめるだけで
未来が

この夜が明けたなら
その先はまだ誰も知らない
ともにそんな世界を
生きてゆきたいんだよ
またあなたと私が出会った日
思い出すだけで
瞬く間に世界が色づいていくから
また手を伸ばすから
また手をつかむから
また手を伸ばすから
そうして出会うから