精明 箱庭を淀ませる
規則性に照らされた 塵に溶ける微かな声
(空回り移植素体例)

青に呑まれるドア 蹴り痕にくすむ
手の内で上映する 告発の日

清麗 まやかしでも受け入れる?
見惚れそうな奇跡だけ
鏡の中 描き続けよう
(虚像焼き付く思考窓)

同列 向かい合う それは自我?
囁きすら 許されずに 満たせぬ記憶 苛立ちを増してゆく


償いとは覚醒の喪失
渇きが絶えぬように
二つに歪む意識が 狂わせる

神宿し理想トレース 愛故に
(真理オーバーラップ テレスクリーン)
擬態醸し思想トレーン
怪の袖犇き出すコレオ


取り残された時間の帰路
摩天楼抱き合わせの行き止まり
先端で得た鍵と知の溜まりが
違う旅を始めていた


投機浪費された時間の代
破天荒掻き鳴らせど息止まり
願って得たなりの血の赤みが
違う痛みを認めている


償いとは楽園の消失
渇きが絶えぬように
色彩剥がれゆく重み
死を飾る旋律
裁きが絶えぬように
目隠し踊る悲劇が 呪わせる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンチユートピアA

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投稿日:2022/12/26 20:18:36

文字数:435文字

カテゴリ:歌詞

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