今年もまた 暑いみたいだ
もう蝉が鳴いてる
夏期講習 ふたり抜け出して
どこまで行ったんだっけな
あの日まだ幼かった僕らは
花火の帰り道にキスをした
あなたの微笑みが
教えてくれたんだ
空の青色も星の光も
また壊れそうな心を
抱えて歩いてく
秘密にしてたメロディ
さよならさえ 愛おしくてさ
あなたを思いだす
祭り囃子 聞こえてきたら
寂しくなっちゃうな
あの星に誓い合った言葉は
果無く崩れ去っていったけど
あなたに触れてから
変わっていったんだ
夢の行く先も欲しい未来も
でも涙が溢れるんだ
空っぽな手のひら
戻らない時計の針
あの日何も知らなかった僕らは
馬鹿馬鹿しいくらいに笑ってた
あなたといた夏は
遠くへ消えてくんだ
幾星霜の哀楽のなかで
でも鼓動の暖かさ
抱えて歩いてく
忘れられないメロディ
今年もまた 暑いみたいだ
あなたは何してるかな
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