僕の遺伝子(ゲノム)

僕はいつも なにかを探し求めて息を続けている
別に欲しいものがあるわけじゃないけど
夢の中で見た あの光の向こうが見たいんだ
暑くも寒くもない空間そこには独りのボクが居た
僕はここにいるのにもう一人のボクが
涙を流しながら微笑む
まわりには心電図とボクの模造品(レプリカ)
その瞬間 眩暈がして僕は倒れてしまった

歩いていたのは本当のボクを見つけて
遺伝子(ゲノム)を完成させるため
じゃあ僕は一体誰なの?解えはどこにある?
何回だって闇を飲み込んだ僕
本当の遺伝子(ゲノム)を
噛み砕くまでどこにも帰れない_。

僕の過去(ベノム)はいつも雨だらけ
情緒不安定の映画の上映が続いたままで
この雨が降るとき、いつも僕は霧の中にいて
本来の記憶を思い出せずにいた
僕はボクと雨の檻から抜けたいんだ

何回も繰り返すフラッシュバックに僕は
叫んで叫んでボクの元へ
届いて届いてと願った
未完成の遺伝子(ゲノム)に毒(ギフト)を飲み込んで
そして未来(キボウ)が埋め込まれ
光を失った雨とボク
いつまで悪夢を模造品(レプリカ)を創ればいい?
苦しみから早く抜け出したいんだ

ある日の春 暖かいボクが僕を起こす
そして囁いた「もう大丈夫」と
そしてボクと僕はひとつになったんだ__。

この闇の世界(リアル)を奈落から抜け出した何度だって光に僕が塗り替えてやる キミが教えてくれた
「自分らしく生きろ」って
僕は俺へと変換させて
未完成だった遺伝子(ゲノム)を完成させた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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僕の遺伝子(ゲノム)

この詩は本当の自分を探している主人公が、
もう1人の自分に会い本当の自分を見つけ出していくというものです。
※遺伝子と呼んでゲノムと読みます。

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投稿日:2024/01/24 17:12:12

文字数:654文字

カテゴリ:歌詞

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