『words-あなたがくれた言葉-』




あなたはいつも 欲しい言葉をくれる
それは僕を優しく包んで 広がる


「もううんざりだ。」と 耳を塞いで過ごしたあの日
聞こえてくるのは 棘だらけの音ばかり
瞳も 口も 全て 熔けてしまえばいいのに


この世界で 一番不幸と 思っていたあの日のこと
そんなことを口にした僕を あなたは笑ったんだ


「そう思うのは、幸せだからだよ」


あなたはいつも 欲しい言葉をくれる
それは僕を優しく包んで 広がる
輝きの見えない未来(あす)でも 進めるように
過去(きのう)の軌跡を 心に残すよ



「できるもんか。」と 諦めて歩みを止めたあの日
聞こえてくるのは 波のような悲騒音(ひそうおん)
心も 感情も 全て 流れてしまえばいいのに


この世界の終焉を願い 涙したあの日のこと
そんなことを口にした僕を あなたは笑ったんだ


「そう言えるのは、幸せなことだよ」


あなたはいつも 欲しい言葉をくれる
それは僕を優しく包んで 広がる
ふわりと熱を孕んだ感情を 溶かすように
あなたの言葉を 信じているよ


「ねがいごと、ひとつだけ」
そう言ってあなたは 微笑んだ
ああ、 そんなこと 言葉にしなくても 僕にはわかるから



あなたはいつも 欲しい言葉をくれる
それは僕を時に激しく 突き動かして
胸を刺す痛みを この言葉に変換て(かえて)
あなたに捧げるよ この 葬送歌(あいのうた)


僕から、この言葉を
「ずっと、愛しています」

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words-あなたがくれた言葉-

友達以上恋人未満の二人が、言葉を通してお互いを感じるようなイメージで書きました。

少し物語みたいになってます。主になった基盤はありますが、読んでもらって想像して頂きたいので敢えて書きません。

知りたい方はメッセージを送ってください。稚拙な文ですが、説明させて頂きます。

閲覧数:128

投稿日:2009/10/23 01:08:19

文字数:650文字

カテゴリ:歌詞

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