【S1】
四月の春 桜 咲き乱れる放課後に キミを呼びつけたクセして 手紙 渡せず逃走
七月の夏 花火 キミと二人肩を並べて 愛を 誓う夢を見た

『間奏』

【S2】
九月の秋 結局 何もできなかった 夏を悔やみながら 月見 丸いお団子貪った
十二月の冬 聖なる 夜キミにTELをしたけど 終始 喋れず無言

【S3】
二月の十四日 放課後 教室内で見かけた キミとキミの隣に いる 清楚に笑う女の子
いつもよりも 弾む 声で話すキミの笑顔は 霞み 滲んで見えた




~ひらがな~

【S1】
しがつのはる さくら さきみだれるほうかごに きみをよびつけたくせして てがみ わたせずとうそう
しちがつのなつ はなび きみとふたりかたをならべて あいを ちかうゆめをみた

『間奏』

【S2】
くがつのあき けっきょく なにもできなかった なつをくやみながら つきみ まるいおだんごむさぼった
じゅうにがつのふゆ せいなる よるきみにてるをしたけど しゅうし しゃべれずむごん

【S3】
にがつのじゅうよんにち ほうかご きょうしつないでみかけた きみときみのとなりに いる せいそにわらうおんなのこ
いつもよりも はずむ こえではなすきみのえがおは かすみ にじんでみえた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

片思い少女の奮闘

 YDM さん の
 http://piapro.jp/t/TcJA に歌詞をつけさせていただきました。

 初恋の”キミ”に恋文を渡そうとしたけど怖くなって逃げ出した四月。
 一歩踏み出そうと思ってても結局何も行動に移せなかった七月。
 食欲の秋で気合いを入れ直す九月。
 勇気を振り絞ったけどいざとなると喋れずじまいに終わってしまう十二月。
 そしてとうとう季節は過ぎて二月十四日(バレンタインデー)。
 手作りのチョコレートを渡す覚悟を決め、“私”は“キミ”を誘う。
 壊れそうなほど高鳴る鼓動を抑制し、いざ教室に向かうとそこには――。

 初恋……それも片思いっていうのは大体こんな感じなのでは?という思いの丈を深夜テンションで書き上げました。
 告白する前に失恋する――恋に初心者だからこそ。
 最後の方の「二月の十四日」の部分はちょっと無理やり詰め込み過ぎた気もしますが、溢れ出る気持ちが止められなかったんだ……。恋心のようにね!

 P.S.
 歌詞の改行の具合がよくわからず見づらくなってるかもです。すみません。

閲覧数:314

投稿日:2014/07/29 18:04:22

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

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