通い慣れたこの通学路を
あと何回君と歩けるのかな
気付けばもうすぐ卒業だね
過ぎゆく日々を思い返して
隣にいる君の事ばかり
頭に浮かんでしまうの
やっと合い始めた歩調も
時が経ちバラバラになってしまうのかな
そんな事ばかり考えてしまって
寂しさに潰れてしまうよ
君を見ているこの生活も
あと何日かで終わってしまう
出来るなら私を連れていって
君が向かうあの土地まで
私だけをそばに置いていて
気付かないフリはしないで
「きっとまた会えるよ」だなんて
そんな言葉が欲しかったんじゃない
こんな事ばかり言ってしまって
ごめんね、困らせているよね
別れが近づくにつれて
君が愛しくて、恋しくて、離れたくなくて
「行かないで」なんて言えるワケないよ
ただ、せめて想わせて 大好きな人
きっとサヨナラの時こそは
笑顔で見送ってみせるから
今はこの空模様のように
頬を涙で濡らして…
君と過ごせた僅かな時を
そっと心の奥に閉まって
今はただ君のそばで二人
寄り添っていたいだけなの
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