「語彙力がたりない優しい歌」

作詞・作曲　CielP


なんか優しくゆれている
緑色の葉っぱ
ゆっくりと動くその間からは
太陽の光がふぁ～って広がってる

フローなんとかの床の上
光が降り注いで
特に意味もなくそこに寝転ぶと
なんというか　こう　最高だ

ふわふわと雲が浮かんでる
屋台で売ってるあれみたいだな
止まってるように見えるけど
ゆっくりと動いてるんだな

両手を思いっきり広げ　息を深く吸ってはいた
少しずつ充電が　たまってきた気がするよ
両手を思いっきり広げ　息を深く吸ってはいた
なんか些細なこと　考えすぎてた気がするよ


風で膨らんだカーテンの
前に座ったりして
特に意味もなく　ばふばふってやると
なんというか　こう　気持ちいい

飛行機が細長い雲を
伸ばしながら空を飛んでいる
風の音に混ざりながら
その音が聞こえてくるよ

力を思いっきり抜いて　耳を澄ましてみればほら
少しずつ涙も　乾いてきた気がするよ
力を思いっきり抜いて　耳を澄ましてみればほら
当たり前の中に　嬉しみは溢れている


「今は忙しいから」なんて
思ってしまうこともあるけど
うつむいた顔を少しだけ上げてみて
見渡せばほら

そよ風に揺れる木漏れ日　フローリングの日だまりには
寝そべるスペースが　いつだって空いてるよ
両手を思いっきり広げ　息を深く吸ってはいた
世界にひとりの自分を守るため　休憩してもいいんだよ