S  胸に秘めた いつかの世界は
  いつのまにか 忘れていたんだね
  目の前に ちらつく欲望を
  意味もなく がむしゃらに掴んだ

A  春に散り行く花は 驚くほど綺麗で
  触れようとすると 儚げに朽ちる
  秋に流れる風は 悲しいほど綺麗で
  受けようとすると 儚げに果てる

B  矛盾だらけの 問題に
  云うべきことは見つからず ただ
  自分の無力さをかみ締めた
  
C  見上げた夜空の 星屑は
  ビーズみたいに 透明で
  僕の心の奥底を 見抜かれてしまうんだ

D  不安でどうしようもなくて
  壁にぶつけた 左手の傷は
  いつかは治るものだけど
  痛みはずっと続いてく

S2  胸に秘めた いつかの未来は
  いつのまにか 失くしていたんだね
  心中に ちらつく考えを
  意図もなく がむしゃらに破いた


A2  冬に見つけた月は 泣きたいほど円くて
  触れようとすると 冷たく隠れる
  夏に飛び交う鳥は 鳴きたいほど鋭くて
  触れようとすると 冷たく叫ぶ

B2  矛盾だらけの 物語
  書くべきことは見つからず ただ
  僕等の無力さを 握り締めた

C2  見上げた夜空の 暗闇は
  鴉のように 真っ黒で
  僕の心の奥底さえも 換えられてしまうんだ

D2  恐くて どうしようもなくて
  拳造った 右手の跡は
  いつかは消えるものだけど
  震えはずっと続いてく

S3  胸に抱いた 何処かの記憶は
  いつの間にか 見捨てていたんだね
  手の中の 小さいキレイゴト
  意図も無く クシャクシャに丸めた


C  矛盾だらけの 問題に
  云うべきことは 見つからず ただ
  自分の無力さを 噛み締めた

B  見上げた夜空の 星屑は
  ビーズみたいに 透明で
  僕の心の奥底さえも 見抜かれてしまうんだ

A  胸に秘めた いつかの世界は
  いつのまにか 忘れていたんだね
  目の前に ちらつく欲望を
  意味も無く がむしゃらに掴んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

凛散唄

コラボにて歌付けていただきました^^

閲覧数:118

投稿日:2012/03/04 20:37:52

文字数:863文字

カテゴリ:歌詞

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