A
胡散臭い月を見上げては
手紙を端から破ってった
冷たいまんまの詰まんない声
ささやかな噂で満ち足りて

まるで息継ぎをするように
笑顔を作っていた君は
自分の名前の価値すら忘れ
ほら今にも溶けそうだ


B
簡単な足し算を繰り返してさ
僕ら単純に天才って言って
其れが誰かがくれた嘘だなんて
疑う余地すら失った退路さ


サビ
吐き出さないと落ち着かない
心に溜まった真っ赤な垢
傷付かないとわかんない
嗚呼背負わせて君の全て

失いゆく炭酸は
喉を通り過ぎて落ちてゆく
嗚呼君はまだ着替えすら
忘れて途方に暮れてんだ


B
涙を器に盛り付けて
綺麗がって俯く君は
自分の身体の価値すら捨てて
ほら今にも解けそうだ


サビ
消えちゃったら楽だろな
裏拍子に口笛合わせ
始まんないと終わんない
嗚呼狂わせて君の全て

甘さの足んないお菓子はさ
寂しい合間を埋めるため
嗚呼君はまだ夢の中
現実背いて枕を抱く



サビ
言葉にならない想い出を
共有しようとした結果
僕はペンを投げ出して
厳選した文字食べだした

幽霊だって生きていたい
まだ伝えきれないことばっか
そもそも死んだ理由もさ
宙に浮かんで消えてった

嗚呼素晴らしい嘘を吐き出して
僕の想いを貼り付けて
でも君はまだ僕のこと
知らないままの宵の淵

嗚呼美しい事実投げ出して
足は何処かに旅立った
嗚呼僕もそろそろ行かなくちゃ
夜が明けたら泣いてくれ

僕だけのために泣いてくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

僕だけのために泣いてくれ

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投稿日:2013/10/28 22:39:56

文字数:624文字

カテゴリ:歌詞

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