a
閉じる窓が 蒼きを断ち
花の色に 埋もれて沈む
響く音さえもうさめざめと
吐息に混じる 途切れの泣きよ
b
いらぬ言葉から涙へ化合し
きえ逝くこの身は微笑もう
ろくでもない感傷と
s
終わり告げ 唄紡げ
永久(とわ)になるなら 命懸け
負に足掻け 夜(よ)に藻掻け
突き通すなら 道を駆け
a
煙る箱は 熱さえ絶ち
昇華の白 むせ返る様
弾く赤さえもう絶え絶えに
胡蝶よ飛べよ 誇張の仕舞い
b
とうの昔から定まる事柄
もとには戻らぬこの場から
ようやく背を送れると
s
情に欠け 恥を掻け
耐え抜くのなら 先描け
師を仰げ 声荒げ
今を越すなら 夢を継げ
s'
終わり告げ 唄を告げ
情を告げ 声を告げ
歩み往くなら 先へ行け
s
終わり告げ 唄紡げ
永久になるなら 命懸け
負に足掻け 夜(よ)に藻掻け
突き通すなら 道を駆け
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