白々しい希望みたいにまた朝日が昇る
玄関に脱ぎ散らかした靴と悲しみ
胸が痛いのはどうして
愛して愛されているのに
自分のことだけでいっぱいいっぱいで
溢れる想いまですくえなかったよ
言葉にすること忘れてしまうほど長い間
君の近くで深く深く呼吸を繰り返した
胸が痛いのはどうして
愛して愛されているのに
自分のことなのにわからないことばかり
ときどきふたりの時間が怖くなる
あのこのやわらかい笑顔や
彼女の正論よりも
わたしを選んでしまった君の
そういうダメなところが一番すきだよ
このまま沈んでみようか
胸が痛いのはどうして
愛して愛されているのに
誰にも伝えられる気がしないよ、こんな
わたしだけの
愛すべき
さみしさだよ
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