ひとつ 人の夢と
ふたつ 触れた肩

みっつ 見つめた瞳と
よっつ 宵の恋

手折るほど 滲む 想いの雫数え
結ぶ指 されど 貴方を探してる

映して 夜の華
巡り会えた日の 香を残して
舞い咲く 夜の華
その眩さを―いつまでも― 失くさぬように 添えた詩

いつつ 何時もの声
むっつ 睦み言

ななつ 涙の理由
やっつ 優しさも

手折れども 足りず 想いは募り昇る
泣く木々に 重ね 貴方を探してる

隠して 夜の華
消える微笑みを もう赦して
散り逝く 夜の華
その面影を―いつまでも― 忘れぬように 添えた詩

"もういいかい?" "鬼さんこちら"
薄紅の下でつかまえて
去る足音 帰らぬ遊戯
"ねぇ もういいよ"

さくら 彩る空
注ぐ 月の陽が 貴方
永久に響け この魂
淡い 痛み抱いて

さくら 煌めく空
照らす 星の陽が 貴方
永久に響く この愛は
遠く 時を越えて

生きる 時を越えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

華添え詩(かぞえうた)

※shaloさんの楽曲に採用いただきました※
タイトル変更しました。

曲があまりに好きすぎて、歌詞応募復活第一弾です。
テーマは「夜桜」「悲恋」ということで。
ひふみよ…と一つずつ思い出を手折っていくけれど、消えない悲しみを綴ってみました。
でも結局は忘れたいのではなく、良い恋だったとうまく帰結したいのです。
ちなみに、普通の別れの歌にも取れますし、死別の歌にも取れます。
「もういいよ」~最後のサビの展開は曲に合わせて工夫しました。
曇り空が晴れて桜の間から星月が覗くイメージで。

閲覧数:1,179

投稿日:2012/04/09 22:19:56

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • 加藤108号

    加藤108号

    ご意見・ご感想

    はじめまして!
    歌詞の採用おめでとうございます!

    実は、自分も拙いながらShalo様の楽曲に歌詞を応募させていただいていたのですが、
    選考発表前にみなさんの応募されている歌詞を覗かせていただいていて、
    氷咲様の歌詞を拝見し「間違いない……俺ならこの歌詞を選ぶ……」などと、勝手に予想をしていました(爆)

    氷咲様の歌詞は、語彙の美しさもさることながら、曲のフレーズを最大限に活かす言葉選びのセンスが群を抜いていたと思います!
    ラスサビ繰り返しの「貴方」というフレーズの使い方、本当に感動しました。

    なので、ズバリ採用予想が的中し!(笑)結果、惚れ込んだ曲に惚れ込んだ歌詞が採用されることとなり、作品の完成がさらに楽しみとなりました!(・∀・)

    氷咲様の活動を陰ながら応援しています!
    これからもがんばって下さい!(>▽<)/☆゜。

    2012/03/27 16:10:42

    • 氷咲梨奈

      氷咲梨奈

      初めまして、メッセージありがとうございます。

      お褒めにあずかり光栄です!そこまで仰っていただけると照れます(笑)

      自分で自分の歌詞の良し悪しは分からず、よく勝手に自信なくしたりするのですが、そういったご意見のおかげで頑張れます。
      ありがとうございます。

      お互い、作詞活動楽しんでいきましょうね!

      2012/03/27 16:22:11

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