寂しさに埋もれ
泣いていた
孤立を選んだら
孤独になった
隣に君は無言で立ち
僕の背中にそっと
手を置いた
夢の中繰り返す
現実が
指先から僕を
冷やしてく
隣を見れば今は只
空白があって
頬に一筋涙伝った
無くしたものは沢山あるのに
この手に掴めたものは少なくて
薄れた意識のまま世界の果て
君の名前をただ叫んだ
切なさだけで心を
満たして
時間という流れに
身を任せ
隣に揺らめく幻影に
僕の口から出た
小さな溜息
僕らの未来は今どうなってるだろう
濁ったこの眼では何も見えずに
傍にあるはずの温もり探す果て
君の名前が零れ落ちた
本当は分かってる筈なんだ
僕一人が世界を
拒絶してるだけなんだと
無くしたものは沢山あるのに
この手に掴めたものは少なくて
薄れた意識のまま世界の果て
君の名前をただ叫んだ
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