『シオン』


遠ざかる風に耳を澄ませて
歩んできた道に別れを告げた

長い旅のような夢をみていた
傷ついた記憶も忘れ去られて

君と過ごした思い出さえも
いつかこのまま消えるときがくるの?

不器用に繋ぐ手のひらの暖かさが踏み出す勇気をくれた
別れるための道を歩き続ける小さな物語
探し続けてた唄の結末を


近づく予感に胸のざわめき
揺れては消えて行く波紋のように

歩む足音は時を刻んでゆく
少しづつ確かに今を重ねて

君と見ていた同じ景色も
いつかは変わる そう気づいてたんだ

水面(みなも)に映る欠けた道の向こうには佇(たたず)む君の姿
振り絞る声 もう届かないとしても――

“今までありがとう”

泣きそうな顔で微笑んだ君の色がただただ零れ落ちてく
君の仕草も声も残らなくてもこの気持ち忘れないよ
ここからは一人で歩いてゆくんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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シオン 歌詞

シオンの歌詞です。

閲覧数:785

投稿日:2013/10/25 23:51:18

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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