見えない壁の中で生きる この社会(せかい)は
触れざる手によって築かれた 箱庭(ジオラマ)
その舞台で踊る俺達は 誰一人も
意図的に配役された事を知れなかった
気が付いたのは何時だろ?
子供の頃には見えなかった
この恐ろしい
恐怖に染められた
現実(リアル)に
Ah- お前か!今(コレ)を創ったのは
随分悪趣味な 舞台を用意したもんだ
でも それでも
此処で生きるしかないのだろう
どう足搔いたって俺達の想い(こえ)は
虚空(そら)に…
触れない壁に囲われた この虚構(せかい)は
何処に居ても声だけは聴こえて来る 抑圧で
俺達が暮らす日常は 摩訶不思議で
其処にあった筈のモノが 次には消えてて
知らなかったのは何時だろ?
何時の間に其処にあったから?
触れてる筈なのに感触が無い
狂気の戦慄
Ah- 聞いてくれ!誰か目を合わせてくれ
確かにあったんだ ホントだお前だって見ただろ!?
誰も信じない だって存在しないのだから
こうして嘆き叫び 声は風化し
彼方へ…
知らなければ良かった
見なければ良かったなんて
気が付いた途端に
完成してた悪夢(パズル)
Ah- 必ず!お前は消されるだろう
俺を含めた誰かに ピリオドが撃たれるだろう
これで そして お前は本当に完全になる
その血肉は 真なる神の 一部に†
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