Nameless Hero
高層ビル建ち並ぶ
反射した姿は
多少大人びた自分で
700日くらい前の
僕の顔のほうが
生きる事を知っていた
無様に見上げ
拗ねてこもる 日々は掻き消して
これじゃ
守れやしないの? なんだってんだよ
キミの前で濡らしたプライド
冷めまくって ざわめいて
機械の心臓も腐るね
ぎゅっと巻いた 綺麗な赤い色
今じゃキタナイ アクセント(マフラー)
忘れてないよ 初めての「ありがと」
感情の延長線上 はみ出して
頬伝いました。
耐えなきゃいけないの?
後ろ指さされても
公式には
あてはまらない
限られてる人(英雄)
だけなんだ
アニメのような
主役だけ。 机上の空論で
今の夢を置いて 逃げるのは
簡単なんだ
サディスチック理想に なってんだよ
望んでいた構図のヒーロー
現実はさ ガラクタじゃ
色すら 塗られなくて
使い込んでいる変身ベルトも
敗北ばかり染みていた
動けないの? この足じゃもう もう?
唐突 咽び 反響音が
幸せの背景を潰した
疑心が偽善食べだして
逃げ出した 目立ちたがりが
散らばった「たすけて」の声と
ふと 視界が映したんだ
街に とり残された
記憶にいた その姿を
決めたんだ
「最終回で もう死んだって…!」
そびえ立つ怪物 咆哮
立ち尽くしてる 暇はない
弱気な声援でもね
精一杯さ 残酷ルートも
選んできたボクもヒーロー
守らないと キミとした約束だけは
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