あの鳥は 役立たずだと
誰もがそう 吐き捨てる
悲しい瞳 空を見上げる
歌を忘れた カナリアがいた
カゴの中 塞ぎ込んでる
一人でいると 泣きたくなる
カナリアが 歌を忘れたのは
明日への希望を 見失ったから
窓の外から かすかに見える
空の自由な鳥たち
カナリアには 手の届かない
特別な存在に 思えたの
聞こえるか カナリアを呼ぶ声
君は役立たずではないと
一緒にこの空で歌おうと
鳥たちはそう呼びかける
でも耳を塞いで 怯えてる
カナリアにはまだ届いてない
カナリアは 仲間に囲まれ
楽しそうに 歌っていたの
カゴの中へ ある日突然
閉じ込められ 全て変わった
カゴの中から 怯えて鳴いて
この鳥の声 変な声だと
カナリアには 素敵な声は
もう戻らないと 思えたの
聞こえるか カナリアを呼ぶ声
そこは君の場所ではないと
もう一度自由を歌おうと
鳥たちはそう呼びかける
まだ耳を塞いで怯えてる
カナリアにはまだ届いてない
でもある日カナリアは気がついた
鳥たちの呼びかけは明日への道だと
カナリアは勇気を振り絞り
自由の空へと羽ばたいた
聞こえるよ カナリアの歌声
歌う理由を思い出した
誰かが一人で泣いている時に
一人じゃないと伝えるために
もう耳をふさぐ必要はない
明日への希望を歌うんだと
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