ある日気づいたら 僕はここにいた
見上げれば続くあの坂 果てしなくても
仰ぐ空の青 咲いた 道端の
黄色の希望の花びら
坂を登れば 届くあの街
待ち合わせ場所に着いた 予定の十分前に
僕はただ空を見上げ 寒さをまぎらわした
来る列車ただ待ってて 白い息をなぞっても
選んだ駅の場所までは わからないみたいで
何回も問いただす 手鏡に
反射した 自分だけ
映ってるけれど 何も言わない?
防波堤の沖 跳ね返る光
青色がきらめいている 澄み渡る海
君が来るまでは 僕はここにいる
水平線を越える歌 隣県まで 歌い続けよう
少しして君はきたね 予定通りの時間に
早く来てきづいたんだ ここの近くにある海
どこまでも広い青に 石を軽く投げたとき
水切れず 跳ね返らずに 遠く沈んで行った
2人で座ってる 階段の 真下には
広がった 大海原 まで 走り抜こう
いつか 僕たちは 辛い坂道を
超えてここにいるんだよと 君に伝えたい
道は まだ続く 終わりじゃないんだ
黄色の希望の花びら 坂を下れば
見えるあの海
何度も 眺め直すたびに流れ来る
夏 7度目の波
先人の光よ 遠い輝き
次の世代 担っている
約束を 胸に抱えよう
何回も問いただす 手鏡
反射した 自分だけ
写ってるけれど 何も言わない?
ラベンダーの花 夏の紫は
爽やかさの象徴の芽が 海に開く
続くジャスミンの 白よ清廉に
響け未来の始まりへと
花言葉は希望の灯(あかり)
そして 気づいたら 長い坂道を
超えてここにいたんだよと 君に伝えたい
今は ちっぽけな 蕾だとしても
ヘリアンサスの名を背負い 信じてるから
走れ海まで
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