あんなに求められてた日々のこと
今では遠い記憶のようで
形として残っているものを
目にして浮かぶ微かな香り
もう君は覚えてもいないだろう
思い出したくもないだろう
僕を好きだった日常を
声が好きと言ったことを
全てを欲したあの想いを
過去を汲んでは切な塗れ
未来を急いては苦みに悶え
君の言葉を胸に拾い
頭の中で連呼する
もう君が忘れていても
思い出そうとしなくても
僕は何度でも明日に叫ぶ
今日の励ましにするために
ココから這い上がれるように
小さいけれど大きい欠片が
淡く儚い夢の支え
努力と自信に結びつけて
いつか君に届けれますように
.2015
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