冷え切った水の中
さみしかった
いつの日もあの宇宙(そら)に
憧れてた
けれどアナタは
言ってくれた
『僕ら同じだね』
小さな光
手を伸ばす
『ここにいるから』
呟いた
深く暗い海から
アナタへと聴こえるように
出会っては消えていく
青いアナタ
いつの日もあの青に
憧れてた
けれどアナタは
言ってくれた
『僕ら同じ色』
小さな光
手を伸ばす
『ここにいるから』
呟いた
深く暗い海から
アナタへと聴こえるように
宇宙(そら)から
落ちるアナタ
今手を
深海(そら)に伸ばす
残り少しの
酸素を使い
叫ぶ『ねぇ』
小さな光
抱きしめた
『ずっといるから』
呟いた
深く暗い海から
アナタへと聴こえるように
繋いだ手と手
離さない
誓いのキスを
この空で
深く暗い二人は
青空で笑い合えるね
コメント0
関連動画0
ブクマつながり
もっと見るモコは もこもこ 小さな ホコリ
部屋の片隅 住みかにするの
昼は のびのび 大きな あくび
窓の外側 眺めているの
人に会えば 吹き飛ばされ
立ち止まれば 踏みつけられ
涙を吸って 重く重くなるこの体がボクの全てさ
-モコモコ- なぜ生きているのか
-モコモコ- ボクには分からない
-モコモコ- ...『moco』
ふたみん
遥か 揺れる 心 ひとり
君と ふたつ 分けて 枯れて
走る 声が 夏を 叫ぶ
蒼く 遠く 深く 忍ばせて
宵の 灯り 君の 背中
見つめ 掬う 明日の 気配
浸り ふたり 影が 迫る
夏の 香り 艶を 放つ
掠む 声が 夢に 誘う
Let me go そっと 指を 解いて...蜃気楼
香雲
夢見た現実はいつも違って
思い通りになんてならないな
いつか空を見上げたら
鈍色に染まって 僕を消した
それは突然 前触れなどなく
そこにあるはずなのに無い
いつになったら僕は
夢から抜け出せるのかな...冴えない夢に踊らされ
イット
「妖かし桜 木の下で」
誰も居ない此の場所で
貴方と出逢って 錦恋
極彩色の闇へ
二人共に落ちよか 秘め事へ
一気に高まる恋の花
身を抱(いだ)かれ 快楽へ
妖かし桜 木の下で...妖かし桜 木の下で
美慧
空を翔る鳥たちは 何を求め飛ぶのだろう
海を渡る魚たち 何を夢見る
季節に咲く花たちは 誰の為に咲くのだろう
梢枝抜ける風たちは 何処へ向かうの
雲に心乗せたら 何処まで行けるのだろう
海の底で静かに 朽ちて逝きたい
儚く散る花のように 咲いて散る生命なら
誰知らぬ森の中で そよいでいたい
空流れる...海になって、、
紫藤 悠
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想