牙をむく私にあなたは
差し出した、汚れのない手を

どうして優しくするの?だって私は
あなた達の敵なのに
「そんなの関係ない」そう言った
確かめるようにあなたの指に指、絡ませて

同じ形をしてるのに、住む世界が違う
私なんかがあなたの優しさに触れてもいいの?
不安と驚きが混じわる感情の中で
口づけをするようにあなたの首に傷を付けた

あなたのこと、信じていいの?

戸惑う私にあなたは首の傷痕と笑顔を見せた
「おかしな人」、そう言って私は
少しぎこちなくあなたに向かって笑いかけた

嬉しかった、あなたが私を受け入れた時
あなたが望むのならばいつまでも側にいるから
さぁ、踊りましょう、
明日のことなんて忘れて、ほら
跳んで跳ねて、指絡ませ、周りなんて見えないわ

(ルーランタッタッタ)真っ白に
(ラーンパッパッパ)忘れて
(ラーンパッパッパ)くだらないカテゴリー分け
(ルーランタッタッタ)色眼鏡
(ラーンパッパッパ)壊して
「ミギムケミギ」なんてもう嫌なの

小さな違いなんて、関係ない
血は同じ色してるわ
人が決めた幸福論なんて
同じ方向しか向けない犬みたいに見えるの

別に私達は道を外れたわけじゃない
愛したものの住む世界が少し違っただけよ
あなたたちにとやかくいう権利なんてないの
見て、私だって二本の足でちゃんと立っているわ

もうあなたの血じゃなきゃだめよ、どこにも行かないで
私の体に伝わるあなたの優しい温度
賛美歌が鳴り止むわ、私たちだけの時間
満たされてく、あなたがいればなにも怖くはないわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カーミラ

閲覧数:402

投稿日:2011/09/03 02:49:48

文字数:695文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました