駆けたカケタ
逃げたニゲタ
最後と知りつつ
私は待っていた


貴方と私、全然違うニンゲン
出会ってしまったのが全てのハジマリ
ねえ、なんで私なんかを……てくれたの?
闇の中からでも放つ光は眩しくて
全てを手に入れたかった


感じたヌクモリ
たった一つだけど
手にしたヌクモリ
もう、離さないよ


綺麗な貴方と汚い私
生まれの差なんてなければイイ
ネエ、この世界じゃ、きっと……せない
闇と光、ひっくり反りはしない
光から私は闇を放つ


感じるヌクモリ
そう一つだけど
消えてくヌクモリ
私だけのモノなのよ


大好き、だからずっと……てほしい


光を呑んで闇になる
最期の光は、そう、貴方
貴方のヌクモリでした


嗚呼やっと、一緒になれる
貴方の頬を伝う滴と貴方の紅い滴
とても愛しい――


「サヨウナラ……」


「マタ、スグニ会イマショウ?」


今から、私も逝くから待ってて
胸の痛みに笑みが溢れた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

姫と称された姫【猛愛2】

闇の中【猛愛1】の連作、リンサイドです。

姫巫女様として皆の光として崇められるリン。
正直に生きても生まれが悪く、嗤われるレン。

今の生活にちょっと生まれた不満、不安、そして……。

彼、彼女が出会って恋に落ちたのが始まり。

……そんな歌詞でした。

そのうち小説も書きます。

閲覧数:84

投稿日:2010/01/04 06:10:05

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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