【並ぶものなき】支配者らは集まりて【パリ】
中世フランス、パリ・ノートルダム楽派の音楽をお届けします。
ペロティヌス(1165~1220)の4声のオルガヌム「支配者らは集まりて」です。
か な り 変 な 曲 です。
なんだかえ~え~言ってますが、Se-de-runtという3音節の単語を延々約3分間にわたって歌う曲です、仕様です。
グレゴリオ聖歌の旋律を引き伸ばしたパート(定旋律を歌うテノール声部)の上を、他の3声が踊りだしたくなるようなリズムで歌います。
歌詞
Sederunt(ここまで約3分)principes et adversum me loquebantur,
Et iniqui persecuti sunt me.
支配者らは集まりて
我に敵対して発言し、
敵どもは我を迫害したり。
これが第1部で、神様助けて~、という第2部が続きます。
コメント5
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ご意見・ご感想
IB
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なんだか、大勢で泣いている感じです。フランス人、ドイツ人には歌えてもブリテン系には歌えない?
2008/06/03 00:36:08
べにしだ
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> circiasさん
レオナンとかペロタンとかマショーとか、この時代の曲はこんな感じで、結構面白いです。
初めて聴いたときはなんじゃこりゃ~と、えらい衝撃を受けたもんです。
しかし、どうして1単語を、こう延々と引き伸ばして歌うなんていう発想が出てきたんでしょうね~
2008/04/25 21:20:08
circias
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なんだかちょっと、ケルティックな雰囲気がありますね。全部「え」で通しているのが面白いなと思いました。個人的には、「あ」と「ん」と「は」を織り交ぜてくれると綺麗で好きですね、こういうタイプの無言歌は・・・って、あ、最後は歌詞があるんですねぇ。
2008/04/24 03:25:02
べにしだ
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>眠り生肉さん
ありがとうございます~
歌い手達を褒めてやってください~
2008/04/14 21:12:47