塔の上から僕に手を振ってくれる君は誰?
君は少し笑った 私を見上げて
捨ててしまった生きる意味と枷
飛んだ私を受け止めきれず
転んで二人笑ってた
これからどこへ逃げようか…


ただひとつの窓
行き交う人々を見下ろしながら
私は空を飛ぶ鳥に憧れ ためいきついた
あなたたちは ほら
お外をどこまでも飛んでけるのに
この両手を広げて 私も飛んで行きたいよ

魔女の約束 お気に召すまま
与えられた生き方を
リンゴは落ちても塔は崩れない
ずっとここから動けない

外から届く花のにおい
決まった時間に届く声
自由な君の笑顔
とっても好きよ
私はひとり
魔女のオモチャで
一生暮らしていくはずだった
君の笑顔に会えるから
私はもうひとりじゃない


役立たずの自分
ぶつかる人々に謝りながら
お前は何もできないと
言われてた 頷いていた
差し出された手を
笑うなと弾く この自分からも
この両足でめいっぱい走って逃げてしまいたい

神の気まぐれ あるいはいたずら
与えられたこの体
幾度蹴っても砕けぬレンガ
明日になったら変わるかな…

天から届くは日の光
見上げるといつも君の顔
きれいな君の歌が
聴こえてくるよ
僕だけ外を歩けるなんて
僕にはそれしかできないなんて
叱られても構わない
いつもここに立ち止まる


笑った顔も
怒った顔も
もっと近くで見ていたかった
いつも見下ろすだけ(Lいつも見上げるだけ)
それだけだった
どんな私も
どんな僕でも
あなたは愛してくれますか
君は自由になったんだ
さあおいで 鳥のように


私は君と歩けないのに
僕には繋ぐ手がないなんて
君が近くにいるのなら
どうでもいいよそんなこと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

髪の短いラプンツェル

作詞は何故これをPさんです。

閲覧数:463

投稿日:2011/05/07 12:56:29

文字数:710文字

カテゴリ:歌詞

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