何にも見えない道を
独りで歩いてきた
正しさが何なのか
今でも分からなくて

空を見て笑った
無邪気な笑顔で

大人になるって簡単じゃないし
何が大人か定義もないけど
答え探して立ち止まる今日に
望まない明日は訪れるから
追いかけるよう走った向こうに
掴めるものは ないかもしれない
痛みの数だけ強くなるなら
僕はいつまで泣き続ければいいんだろう

生まれもらった命は
与えられた温もりを
時間が流れていくほどに
冷えて忘れていく

生きていくほど
臆病になっていく

未完成のままに大人になって
昔も今も何も変わらない
自然に誰もが大きくなって
時間が人を変えるそう思った
綺麗だなんて思ってたものが
やけに汚く見えてきたりして
大好きだって単純なことも
分からない　日に日に心を失くしてく

誰かのために流した涙は
無駄じゃない明日を強くするから
昨日の自分を恥じてる今日に
必ず未来はやって来るから
悲しい言葉に寄り添った時
強くも弱くもなった気がした
優しさという儚い想いは
だれも生まれ持ってはいないからさ

大人になるって簡単じゃないし
今も変わらず泣いてしまうけど
弱さにそっと寄り添えるような
優しさを持った 育ててきたんだ
醜い自分を偽らないで
痛みを独り抱えなくていい
未完成のままきっとそれがいい
それは誰かを救える優しさだから
それが大切なんだろう