<I>

風舞う真夏の夜

数多の星の粒の宙

月の光が黒い海を裂き

死者の道をつくる

<A2>

長い戦い

修羅の火柱

囲んで踊る

幾千万の魂

炎を纏う蛾の様に

月光に映える蝶の様に

雀を狩る鷹の様に

踊る 踊る 踊る

舞え

<B1>

ただ啼く事しかできない 僅かな寿命の蝉は

その命が絶え果てるまで 断末魔を咆える運命

彼等の様に生きられるか 家族も故郷も捨てて

今この身体を 戦いに捧ぐ


<S1>

真夏のオリオン聞こえるか

例え一人になったとしても

この身が朽ちるまで戦い

いつか海に散る

<A1>

孤独な戦い

救いはあるのか

仲間が消えてゆく

今世界が終わる

波間の飛沫の様に

水平線の帆の様に

流星の光の様に

消える 消える 消える

叫べ

<B2>

沢山の仲間が死んだ 私だけ一人残った

いつ命尽きるのだろうか 明日は我が身の戦い

どの様に死ねるだろうか 友人も恋人も捨てて

今この身体を 勝利に捧ぐ


<S2>

真夏のオリオン聞こえるか

望みがなくなったとしても

この身が果てるまで戦い

夜の闇に散る

<S3>


真夏のオリオン聞こえるか

僕にはもう何もわからないよ

真夏のオリオン聞こえるか

例え一人になったとしても

真夏のオリオン聞こえるか

望みがなくなったとしても

この身が果てるまで戦い

夏の星空に散る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Midsummer-Orion

閲覧数:185

投稿日:2011/08/31 00:48:21

文字数:613文字

カテゴリ:歌詞

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