儚き砂楼(さろう)に 崩きは罪人
柵の嵐(かぜ)が 身体を枯らして
砂塵に精神(こころ)を 蝕まれても尚
甘露(しずく)降る虚空(そら) 希い哭く夜

想い連ねて痛む
絶えぬ砂に渇き
誓いはいつしか呪縛となり果てた

おまえは呪言 自ず囚われて
忘我し未来に 幻影(ゆめ)を見出した
魅入られ歩みを止め給うなきや
ただ瞬き照らすひかりしかと視よ

無数の星 抱擁すこの虚空に
瞬きの翳 萌葱(あお)萌ゆ兆しあり
忘るる勿れ おまえの掌
只見守るだけの“わたし”なのだから

憧憬は未来と 惑う清ら人間(びと)
呪縛の誓いを 呑込む魂依り
足掻いた手先は ひかりに触れなむと
軋む砂の音 暁を求めて

重く咽ぶ身体
星の慈悲に照らされ
心眼(まなこ)を凝らして呪縛を解き放て

わたしが言祝 齎さんとても
歩めよ星空(そら) 仰ぎ視て問い掛けよ
おまえに違えた過去はないのだと
そう必然であったと応えよう

無数の星 抱擁すこの星空を
心眼で仰げ 希望を得るために
萌葱に架かる虹(きざはし)は傍に
然う見守る為に“わたし”側に在り


無数の星 抱擁すこの星空に
瞬きの翳 萌葱萌ゆ兆しあり
萌葱に架かる虹は傍に
今見守っている“わたし”此処に居る

萌葱に架かる虹に触れたなら
吹く嵐は止み 恵みの微風に
希うその甘露を掬いとれ
ただ満たされよ望みの儘に今

未来は幻影と溶かして愛し子よ
萌葱に架かる虹を昇れ今
希うこの甘露に救済(すくい)たれ
ただ満たされよ望みの儘に今


(全文平仮名)

はかなきさろうに もろきはつみびと
しがらみのかぜが からだをからして
さじんにこころを むしばまれてもなお
しずくふるそら こいねがいなくよる

おもいつらねていたむ
たえぬすなにかわき
ちかいはいつしかじゅばくとなりはてた

おまえはことほぎ おのずとらわれて
ぼうがしみらいにゆめを みいだした
みいられあゆみをとめたもうなきや
ただまたたきてらすひかりしかとみよ

むすうのほしほうようすこのそらに
またたきのかげ あおもゆきざしあり
わするるなかれおまえのたなごころ
ただみまもるだけのわたしなのだから

どうけいはみらいと まどうきよらびと
じゅばくのちかいを のみこむたまより
あがいたてさきは ひかりにふれなんと
きしむすなのね あかつきをもとめて

おもくむせぶからだ
ほしのじひにてらされ
まなこをこらしてじゅばくをときはなて

わたしがことほぎもたらさんとても
あゆめよそらあおぎみてといかけよ
おまえにたがえたかこはないのだと
そうひつぜんであったとこたえよう

むすうのほしほうようすこのそらを
まなこであおげきぼうをえるために
あおにかかるきざはしはかたわらに
そうみまもるためにわたしそばにあり


むすうのほしほうようすこのそらに
またたきのかげあおもゆきざしあり
あおにかかるきざはしはかたわらに
いまみまもっているわたしここにいる

あおにかかるきざはしにふれたなら
ふくかぜはやみ めぐみのそよかぜに
こいねがうそのしずくをすくいとれ
ただみたされよのぞみのままにいま

みらいはゆめととかしていとしごよ
あおにかかるきざはしをのぼれいま
こいねがうこのしずくにすくいたれ
ただみたされよのぞみのままにいま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

萌葱の甘露 ~アオノシズク~

歌詞を担当致しました。

閲覧数:289

投稿日:2014/07/19 19:22:03

文字数:1,372文字

カテゴリ:歌詞

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