A
風が運んだ
夏のにおいに
心躍って
高鳴るの

海辺で跳ねる
真っ白な波
少し足を
濡らしてみる

B
ほてった体
持て余してたら
奇跡みたいに
君と目があったの

S
恋の予感
夏だけの魔法
波間で踊るマーメイドになって

君の心
虜にしたら
離さぬように強く握る

軽やかに揺れ
髪なびかせて
めくるめく華やかな夢を君に

見せてあげる
だからずっと
このまま私だけを見ていてね

A
ジリジリ焦がす
日差し降り注ぎ
透明な海が空の青写す

乾いた
海風
体の
隅まで
感じている

ときめく胸は
まだ幼い時
生まれて初めて出会ったものたちに
はしゃいで
浮かれた子供心みたいで

B
暑さにやられ
クラクラしてても
まだまだここで
思い出作りたい

S
熱く恋の視線
今交わしたなら
君の手を引き裸足で駆けてく

君の心
独り占めにして
私色に染めていくよ

夏の魔法が
解けてゆく前に
もっと何度でも抱きしめて欲しい

忘れられない
強い記憶
二人で刻みつけようよ

S
私たちを
結んでる糸が
何色だってかまいはしないの

きっと私が
恋の絵の具で
赤だけに染めていくから

今年の夏は
もうあと少しで
終わりが迎えにきてしまう、だから

来年も
再来年も
一緒にこの海に来たい Ah


~かな詞~

A
かぜがはこんだ
なつのにおいに
こころおどって
たかなるの

うみべではねる
まっしろななみ
すこしあしを
ぬらしてみる

B
ほ(てっ)たからだ
もてあましてたら
きせきみたいに
きみとめがあったの

S
こいのよかん
なつだけのまほう
なみまでおどるまーめいどになって

きみのこころ
とりこにしたら
はなさぬ(よう)につよくにぎる

かろやかにゆれ
かみなびかせて
めくるめくはなやかなゆめをきみに

みせてあげる
だからずっと
このままわたしだけをみていてね

A
じりじりこがす
ひざしふりそそぎ
とうめいなうみがそらのあおうつす

かわいた
うみかぜ
からだの
すみまで
かんじている

ときめくむねは
まだおさないとき
うまれてはじめてであったものたちに
はしゃいで
うかれたこどもごころみたいで

B
あつさにやられ
くらくらしてても
まだまだここで
おもいでつくりたい

S
あつくこいのしせん
いまかわしたなら
きみのてをひきはだしでかけてく

きみのこころ
ひとりじめにして
わたしいろにそめていくよ

なつのまほうが
とけてゆくまえに
もっとなんどでもだきしめてほ(しい)

わすれられ(ない)
つよいきおく
ふたりできざみつけようよ

S
わたしたちを
むすんでるいとが
なにいろだってかまいはしないの

(きっ)とわたしが
こいのえのぐで
あかだけにそめていくから

ことしのなつは
もうあとすこしで
おわりがむかえにきてしまう、だから

らいねんも
さらいねんも
いっしょにこのうみにきたい あぁ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【ひと夏の恋にしないで】 作曲:iNOIさん ~曲にして頂いた歌詞~

iNOIさんの歌詞募集に
応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/aGwn

夏っぽい曲ということで、
それを意識して詞を書き上げました。

― 浜辺で出会えた君に恋した。
 この恋、ひと夏だけのものにしたくない...

※かな詞の( )部分は1音に
 2文字入れて頂きたい部分です。

9/29 一部修正

閲覧数:368

投稿日:2014/09/15 22:57:27

文字数:1,224文字

カテゴリ:歌詞

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