少年は少女に呼びかける。
「止めて…もう止めてよ!
皆を傷付けるなんて…
君はそんな事をする人じゃないのに!
僕は君を守りたいだけなのに…君は僕を避けている……
嫌だよ…君に嫌われたくない!
もう嫌だよ……
どうして…どうして君はいつも独りになりたがるの?
そう…僕は君には必要ないんだね……」
少女は少年に答える。
「人は独りで生きる者。
独りで生まれ、独りで死んで行く…
その過程で友と呼べる者が現れるだろう。
しかし、私は敢えて独りになろう。
寂しさを味わわない様にする為に……
哀の感情を抑える為に……
そう…私は既に人ではない。
人形…運命のままに動く人形なのだ……
人形は喋らない。
人形は笑わない。
人形は泣かない。
そして…怒らない。
動くだけの存在…それが私……」
2人のやり取りを見ていた者は神に問う
「俺達は一体何処から来たんだ?
何故、この姿をしているんだ?
何故、人と呼ばれているんだ?
問いかけたら切りがない。
答えは永遠に出て来ない。
俺達は何処から来て、何処へ行くんだ?」
人は何故生まれ、生きて行くのか…
何故…神は人を作ったのか………
イメージ:
少女-MEIKOかルカ
少年・青年-KAITO・レン・がくぽから2人
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