[完成版] 祭りの花

「明日には町を離れる男の子が、最後の夜に幼馴染の女の子と行った夏祭り」
そんなイメージの曲です。（ミクが歌ってるのに歌詞は男の子視点なんですが・・汗

動画↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4144682


歌詞↓

町に響く祭の囃子　茜空にも星は生まれて
硬く閉じた袖に手を通し　約束の場所へ一人急いだ

いつもの公園に　佇んでたきみは
いつもと違う表情（かお）で　微笑んでいた

隣に咲いた薄紅色の花　風に揺られて　ひらり　ひらり
離れないようにぎゅっと手を握って　歩幅合わせて歩いた

溢れ出した光の世界　僕らはまるで彷徨う旅人

お粗末なおもちゃに　はしゃいでるきみは
どこか子供のようで　いじらしくなった

水にたゆたう赤と黒の金魚　互いに触れて　くるり　くるり　
本当の場所じゃないと知ってもなお　気づかぬふりで泳いだ

人の声も　町の声も
すべての音が笑ってくれた

一夜限りの真夏の物語　けれど時間は　めぐり　めぐり
最後のページめくりたくはないと　静かに空を見上げた

夜空に咲いた黄金色の花　きみの瞳で　きらり　きらり
照らした笑顔　そっとちらつく影　夏の終わりが聴こえた

隣に咲いた薄紅色の花　風は小さく　ふわり　ふわり
繋いだままの手を離さぬように　 肩を寄せ合い歩いた