夜の帳を 神様が下ろして
世界は眠る 今この時間だけ
あなたと二人きり つぼみの中
彩る景色は 鮮やかな虹色

あなたは森の蝶で(背中に綺麗な羽)
わたしは森の小人で(頭に花飾り)
この背中に翅があれば
笑って 一緒に飛べるのに


わたしは蝶になって あなたと手を繋いで
花の馨に包まれて 飛びたい
「背中に虹を」 自由に空翔るため
「わたしのわがまま 聞いてください」

そんな願いは 今日も口に出せず
あなたと寄り添って 目を閉じる


夢を見ていた 空舞う夢を
このまま腕の中 覚めないでほしかった

あなたの背が遠くて(小さな手を伸ばす)
わたしの手は届かない(ただ影を掴むだけ)
この背中に翅があれば
泣かずに 一緒に飛べるのに


わたしが蝶になって あなたのすぐ隣で
羽ばたいて踊ってみせて 笑っていてあげたい
あなたの顔がふわりと歪んできて
気づいた わたしが泣いてること
そんな涙も そっと 拭ってくれる
あなたと寄り添って 夜は過ぎる

こんな時間がずっと続けばきっと
羽なんか無くても 二人 居られる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

チョウトコビト(歌詞)

二作目「チョウトコビト」の歌詞です。

閲覧数:161

投稿日:2010/06/15 09:34:02

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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