1A
グラスに囚われたジェラート
メインと踊るローズマリー
紅(あか)もご遠慮なく重ねて
ご自慢と懺悔を垂らして

1B
カサついたドア 鍵を外しておいたの
今宵 ` 迷い込んだ ´ 子が 怯えぬように

サビ)
磨かれたナイフにも カップにも写らない
曖昧な指先で さぁ踊りあかそうぜ
今は 影も足もどっちだっていいから
この夜が明けるまでいよう


2A
古びた写真を探すように
愛した人の名を話そう
風味の変わりゆく街とか
増えてしまいそうな十字架

2B
誰にも思いだされないことばかり増えて
未だ僕らはここにいるはずなのにな

サビ)
繰り返すこの茶番 意味は無いと気づいてた
忘れ去られたことを紛らわしていたいのだ
息をするように ただ 忘れないでいて
この夜が開けてしまっても

‹間奏›

誰かに呼ばれることもなくなったけれど
透けてしまう僕らの朝を君にあげる

繰り返すこの茶番 意味は無いと気づいてた
磨かれたナイフにも写らない夜 憶えてて

ラスサビ)
曖昧な指先で さぁ踊りあかそうぜ
カサついたドアの向こう 嘘を知らぬその目で
子どもには食べきれない思い出を語ろう
次の朝が来てしまうまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

たな様 応募用

曲を聴いた個人の解釈です。
ポップな曲調ですが、物語のような少し複雑な心境も交えて書いてみました。
↓↓↓

ある夜、少女はおばけたちのお茶会に迷い込んでしまう。
忘れられた館、カサついた扉の向こうにはたくさんの亡者たち
グラスに盛られたゼリーにも磨かれた皿にもカップにも彼らの姿は映らない
だけど確かにそこには楽しげな彼らの笑い声がある。
忘れられた悲しみを紛らわす茶会にお客を呼んで夜明けまで騒ごう。
うちに帰っても忘れないでね、せめて大人になるまで。

閲覧数:119

投稿日:2020/05/05 21:15:19

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

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