変わらないものを探していた 軒並み次々変わり果てた
どうでもいいか 空が綺麗だ
さよなら代わりに背伸びをした 失くせど価値など分からないか
どうでもいいか 空が綺麗だ
きっとつまらない事の繰り返しが いつかは愛しく思えるんだ
どうでもいいと思えていた 思い出が綺麗だった
一生届かない「いつか」と
過ぎ去った「また明日」を
忘れないまま
ずっと忘れないまま
茜揺らいだ 空に飛ばした
指切り刹那 ずっと歌っていた
ただそれだけだ ただそれだけなのに
心はそっと腐っていく
ただ描いては ただ壊してく
手を伸ばす 視界が滲んでいく
あぁ 当てもないから
夕焼けに祈るのだ
変わらないものを探していた 後書きみたいな帰り道だ
どうでもいいと思えたなら 全部投げ捨てていられたなら
語れば語るほどに 黙れば黙るほどに
全部が混ざってしまう前に
消える前に
一生戻れないいつかの
破れ去ってく約束は
忘れないまま ずっと
焼け付いたまま ずっと
茜揺らいだ 空に浮かんだ
指切り刹那 ずっと願っていた
ただ一つだけ ただそれだけなのに
叶わないって分かっていた
ただ描いては ただ壊してく
手を伸ばす 先には何が見える
あぁ 何もないから
夕焼けに祈るのか?
眩しさに目を閉じて かけ違った温度と
花一つ空に飛ばして そうやって笑えたこと
ずっと、ずっと あの空を見ていた
ずっと、ずっと、ずっと
茜揺らいだ 空に飛ばした
指切り刹那 ずっと歌っていたいの
それだけだ ただそれだけのこと
あなたにずっと歌っている
また描いては また壊れてく
手を伸ばす 視界に影が一つ
あぁ これで最後だ
夕焼けに祈るのだ
風が吹いた そんな今日だ
花二つ 頼りなく飛び立って離れないまま
今は 今だけは
変わらないように
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