刹那 途切れた言葉 零れる棘
翳す 指 空を描き 揺蕩う 君 追う

追憶に重なるは
去り逝く冬の歌

滲む痛みを探す爛れた舌を
掻き消すは 目眩と 嘘 音の無い夜
指が辿る熱は泡影だと
垂らす思想と 甘い馨 飾る 仄白い夜に

背徳に酔い痴れた
錯誤は消えぬ傷

喪う事懼れて鎖した言葉
望 故 壊した 夢に 密か 溺れて

「行かないで・・・」
声にならない声は
弾けて消えた 君の 背中
もう 届かなくて

望まぬ明日を拒み眠る君が
僕に贈る 目眩と 嘘 音の無い夜
喪失に溺れた 去り逝く冬の
追憶と 甘い馨 溶ける 仄白い闇へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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仄闇。

閲覧数:194

投稿日:2011/04/29 02:30:29

文字数:269文字

カテゴリ:歌詞

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