[1]
乾いた灰色の雲が空
身勝手に塗り替えた
ざわついた報(しら)せに
もうずっと 呼吸さえも忘れて
いつでも
物解(ものわか)りのいいふりして
本当は
泣けない少女のまま
砕け散った愛をいつまでも
拾い集めようとして
夜明けの部屋
手に残ったのは
嘘も真実(ゆめ)も蜃気楼
[2]
綺麗な明日(あす)なんて
最初からこの道の涯(は)てには無い
小さな憎しみに堕(お)ちてゆく
恋なら息を止めて
愛だけ
青い砂の上残して
静かに
水面(みなも)に消えてよ、ねえ
君の声を抱き締め眠れば
あの日胸を突き刺した
夏の朝の冷たい星のよう
視線(まなざし)だけ覚えてる
[間奏]
砕け散った愛をいつまでも
繋ぎ集めようとした
君がくれた歌は連れたまま
歩きたいんだ 明日から
君の指の温もり忘れて
冷たい夜 彷徨(まよ)っても
【採用】over the blue
つやさん(http://piapro.jp/tuya25nama)のこちらの楽曲に向けてお書きしました。叶わぬ恋を振り切って歩き出したい歌。
→http://piapro.jp/t/QIlA
2番Aメロの「涯てには<無い>」、
ラストサビの「歩きた<いん>だ」
の2カ所は<>内の2文字がデモメロディの1音に入る形になります。
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