大事なひとりのこと　救うことでいっぱい
僕は弱いよ
英雄なんかじゃない　小さな花を守る
それだけなんだ

この世の全員を救うなんて僕にはできないことだよ
でも君が苦しい時には
ちいさな絵本の中にいる勇者みたいに

小さな花　渡すように　この歌を歌うよ
傷ついたり　悲しいのは　僕も同じだよ
歩けなくて　立ち止まって　ゆっくりだけれど
一緒に乗り越えて来たんだ


君を救えなかった　胸がとても痛んだ
僕は弱くて
それにすごくこわがり　心もよわむしだし
だけどそれでも

僕の描いた歌が星のように君の闇を払うなら
何の力もない僕でも
綺麗な気持ち思い出させてあげたい

僕にできる　ことはすごく　限られているけど
歌で花を　咲かすことは　きっとできるよね
君の胸に　夜がそっと　忍び寄る時は
歌で星の虹を見せるよ


お前なんてただの嘘つきなんだ
闇に飲まれそうになって蹲る（うずくまる）
心に生える棘を押し込めてく
耐え抜いて見た君の笑顔


僕は僕は　とても弱い　でも黒い闇には
染まらないで　いられるんだ　こんな僕だけど
君にもそう　そんな勇気　きっとあるだから
君だけの綺麗な光を輝かせよう


ひらがなver.

だいじなひとりのこと　すくうことでいっぱい
ぼくはよわいよ
えいゆうなんかじゃない　ちいさなはなをまもる
それだけなんだ

このよのぜんいんをすくうなんてぼくにはできないことだよ
でもきみがくるしいときには
ちいさなえほんのなかにいるゆうしゃみたいに

ちいさなはな　わたすように　このうたをうたうよ
きずついたり　かなしいのは　ぼくもおなじだよ
あるけなくて　たちどまって　ゆっくりだけれど
いっしょにのりこえてきたんだ


きみをすくえなかった　むねがとてもいたんだ
ぼくはよわくて
それにすごくこわがり　こころもよわむしだし
だけどそれでも

ぼくのえがいたうたがほしのようにきみのやみをはらうなら
なんのちからもないぼくでも
きれいなきもちおもいださせてあげたい

ぼくにできる　ことはすごく　かぎられているけど
うたではなを　さかすことは　きっとできるよね
きみのむねに　よるがそっと　しのびよるときは
うたでほしのにじをみせるよ


おまえなんてただのうそつきなんだ
やみにのまれそうになってうずくまる
こころにはえるとげをおしこめてく
たえぬいてみたきみのえがお


ぼくはぼくは　とてもよわい　でもくろいやみには
そまらないで　いられるんだ　こんなぼくだけど
きみにもそう　そんなゆうき　きっとあるだから
きみだけのきれいなひかりをかがやかせよう