S、光る涙が
欲しくて
手を伸ばして
届かなくて
諦めた日を
まだ、
覚えていました
A、雪のように
夢のように
儚くて
掴めなくて
そんなあなたは
なぜか
泣いていました
B、小さなボクは
一緒に泣いた
そんなあなたは
ボクを残して
“消えた”
S、理由がただ
欲しくて
歩き疲れて
立てなくて
諦める日が
また、
来てしまいました
A、紙のように
草のように
小さくて
破れそうで
そんなボクは
なぜか
独りでした
B、優しいあなたは
傍にいてくれた
そんなあなたは
ボクを抱きしめ
“泣いた”
S、優しい愛が
欲しくて
手を伸ばして
届かなくて
見つけたその日
もう、
忘れはしません
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