もし わたしが
おかあさんのこじゃ
なかったら
きっと わたしは
いまこんなにも
しあわせじゃなかったよ

もし わたしが
おかあさんのこじゃ
なかったらね
おにぎりが さんかくなこと
うみは あおくないこと
そんなことも
しらないままで


いつも
てをにぎる
あたたかなてが
たまにあたまを
なでてくれるのが
うれしかった


ねえ おかあさん
わたしね
おかあさんのこで
よかったって
こころからおもうのよ

おてんばな むすめでね
めいわくかけて ごめんね




もし わたしが
すべてを なげだして
せかいのはてまで
にげたとしても
きっと おかあさんは
はだしで かけてきて
わたしをひとりには
させないでしょう

もし わたしが
めを つむりたくなるような
つみを おかしたとしても
きっと おかあさんは
わたしを だきしめて
そのうでを はなさないでしょう


いつも
みまもる
そのまなざしが
たまにやさしく
わらうのが
すきだった


ねえ おかあさん
わたしね
おかあさんのこと
かんがえるたび
いとしくて なみだがでるのよ

こんなときだけ しおらしくてね
ずるいむすめで ごめんね


ねえ お母さん
聞いて欲しい事が あるの
あのね、
あのね、

「大好きよ」




わたしが いつか
こどもを さずかったら

おかあさんみたいな
おかあさんに…



なんてね
こんな事
面と向かって言えないね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あのね、

初投稿です。

大好きな母へ贈ります。

曲募集…なんて言っていいのか。

閲覧数:66

投稿日:2011/02/22 13:58:16

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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