終わりが見えた世界で僕らは何を思う...
静かすぎだよ 同心円に広がる波の音さえ響くような
砕けた大地に乾いた風が吹く 未来の無い壊れたストーリー
色が朽ちゆく 風化した街並み 耳に残る笑い声
消えた人影 消えた言葉 消えた温もり あったはずなのに
大空目指して旅立つ鳥が視界に影残す
枯れ地に根をはる花に見とれた 生きること諦めないから
散らばる光 夜空の星々 離れても輝くのに
周りが離れてくたび 弱まる僕の光
崩れた壁にもたれる この場所に集まって一日の始まり迎えてた
「君が好きだよ」 割れたビンに紙切れ あても無く残す愛のストーリー
いつからだろうか お互いに背を向け合い 違う道を描き始めた
言葉交わし 馬鹿を重ね 心一つだったはずなのに
手にした写真に残る笑顔に不意に涙落ちる
愛したこの世界 価値がなくとも かけがえの無いものだから
変わらないことを望んだ 空では億千の星が回る
砕けた大地さえ種を宿し花咲き色を纏う
交わしたさよなら ドアの向こうへと 見送る背を数え
最後の一人に 成り果てようとも かけがえの無い場所だから
終わりが見えた世界にただ一人僕だけが想い馳せる
終わりが見えた世界の全てが愛おしく涙落とす
終わりが見えた世界へ「ありがとう」口ずさむ僕の思い
終わりが見えた世界で最後まで何を思う
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終わりが見えた世界で
変わらないことを望んだけども結局世の中は日々回っていくのよねぇ(*´ω`*)
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