月下香
もう二度とは戻らない消えない傷を
あなたと分け合った日から進めれないのに
戻る場所があるあなたにわがまま言えば
「きつく抱きしめていてね」今だけでいいから
果実の味は甘く渋いものでした
あなたに会えば罪の意識は消えるの
この感情を忘れたくて
微笑むだけの日々でした
幸せになりたくて「うらやましい」と思うばかりで
あなたへの思いは募り募るハリボテの夢・・・
種を撒き進みゆく雨は降れど花は咲かずに・・・
こんな日々の終着点いつか来るの？ねえ教えてよ
始まることが終わりの始まりなら
私の息をやさしくとめてほしいの
狂おしい声揺れる躰 涙の意味は違ったの・・・
幸せになりたくて悲しいこと我慢ばかりで
私の想いはいつも喉の奥でつかえて堕ちる
うたかたの愛情に花は咲けどやがて枯れ散る。
こんな夜はあなたの夢偽りでも愛おしくなるの・・
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