数メートルも先まで咲き誇る赤の花
薄れ行く意識の中見つめた景色
「ああ、とても綺麗だわ」
視点が回転して
空は混ざって
薄く微笑んで

最後の言葉

「さようなら世界」

あたり一面真っ白く
覆われた何かで
積もる身体
逃げたい逃げたい
考えることも
許されず

固く握り締めた両手
周りの花
「ああ写真の私」
白黒写真 真実(わけ)
昔の事
嘲笑って泣いて

最後の言葉

「こんにちは世界」

焼け付くような痛みの中
走馬灯過ぎる(よぎる)頭
ああ愛する人よ
私はこの世には居ない

あたり一面涙で濡らし
溢れた何かで
埋もる記憶
会いたい会いたい
忘れることも
許されず

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

氷片

歌詞2弾。
相変わらず曲にしてくれなさそうな歌詞です。
こんな歌詞でも音楽を付けてくれる方がいらっしゃれば、大喜びします。

閲覧数:758

投稿日:2010/02/17 22:59:21

文字数:289文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました