はぐれた花弁が沈んでいったのは既に昨日のことなのだ よ、と

そしてその様を
笑顔で見送ったのは間違いなく 燃えた赤い火だけ。


一緒に沈んだ
真赤の時間。


見据えた太陽は優しい顔をしていながらも、

ただ枯れていく様を愉しげにわらう。


「君の命は輪廻する」


なんて、

今更な話は
どうかもう
しないで

私はアナタに 恋をする

私はアナタだけを 視てる


根を張る痛みと

季節のイタズラ。




薄くて寒い雲に身体を蝕ませて

飲み込んだ虫は ホントはとっても優しいの。

溜め息ばかりが青空を燃やす、




そんな私の名は

向日葵。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

咲いた夏唄

古いものリサイクル。学生時代に書いたもの。

個人的にはリンちゃんってひまわりのイメージがあります。

閲覧数:141

投稿日:2010/11/13 11:12:01

文字数:282文字

カテゴリ:その他

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