それは途切れた夜のこと
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BPM=170 key=C


作詞作編曲:伊鳥けく

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或る日きみを咲いて僕に留まってく
去る日壁を替えたその一面のこと


勿忘草色の丘の向こう側
今日は風もなくて白いもやも彼方


青の閉じた奥のガラス玉の中
いつもと違うような箱庭を認めた


朝も昼もつまらなくてさ
夜はなんて変わりはしないかな


そうだ心の中夢を描いた
まだ花も咲かしてないのにさ
まだ見ぬ景色幻すだけの
この瞳は役に立つもんかな
再会だって見紛うような
ただ懐かしさが花を咲かす
伏目がちな瞳に覗き込んだ
きみは言う「なんか笑ってないね」


あまりに突然だったふと現れて
今日を言葉一つで変えて見せたのさ
青の爆ぜた夜のガラス玉の中
いつもひとりぼっちの僕は頬をつねる


つまらないことになっていかない
世界はぐるっと今日を半分こ
恙無い世なんて望んでないよ
ちゃんと見て


心の中描いた夢は
もう蕾がほら宿っているよ
咲かした花が枯れるだけの
この長い長い日知らないよな
将来だって蚊帳の外で
ただ今のことに花を咲かす
煌びやかな瞳は悲しそうで
どこか…


そこで記憶は途切れていて朝起きるときみはもういなくて
(何回も感性が歪むほど泣いた)
予感はしてただけど僕は何もできなかった
(憧憬はどうなんだ失っちゃないさ)
永遠を夢見てた


繋いだものは夢と夢で
またふとした時に元に戻る
地平の向こう知らぬ場所に
君は確かに居るもんかな
心の中夢を描いた
まだ花も咲かしてないのにさ
まだ見ぬ景色幻すだけの
この瞳は役に立つもんかな
再会だって願うような
ただ胸の奥に種を蒔くよ
伏目がちな瞳はいつもそうで
今日も君を求めている

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それは途切れた夜のこと

閲覧数:72

投稿日:2022/02/19 18:15:58

文字数:761文字

カテゴリ:歌詞

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