スノウ・マンよりレイニー・レディへ
作詞・作曲:ゴン
雨 但し血のように赤く深い
何故 言わずもがな其が命なれば
誰 かくの如く名は与えられずとも
我 さればこそ巷に降り注ぎ
可愛いねなんて言葉に踊らされちゃったり
二日あって三日目にはもう捨てられちゃったり
その度に頬濡らしちゃったり
でも三日後には忘れちゃってるrainy lady, what’s up?
寂しくて眠れないくせに誰かと一緒じゃ生きられなくて
近づく奴には噛みつく癖に後ろ向かれると行かないでなんて
とにかく誰かを繋ぎ留めたいのに口から出るのはあっそだなんて
雨から逃げては東へ向かう美しいrainy lady, so fine?
雨 尽く君の頬を横切り
何故 何も残らぬと知りながらなお
彼 探し人混みで転びながら
我 さればこそ巷に降り注ぎ
安っぽい本に書かれてる法則を信じては
私だけ特別と信じてすぐに掟破り
公式どうりに行かないのが人生だとか
悟っては忘れちゃってるrainy lady,how silly!
だけど顔だけは整ってるから道端で濡れてりゃ誰かが傘を差し
勘違いの果てに犯される冒涜的な間違い枕もとでキスをして魔が差し
また雨の日に捨てられては拾われる月にさえ嫌われる
雨に愛されて西からやってくる美しいrainy lady,oh don’t!
いいんじゃないの狂ってたって何が変わるわけじゃないでしょ
バカじゃないの踊ってたって雨の中の一人dance show
ダメじゃないの濡れて立ってこんな女いいんでしょ
傘を傘を傘を傘を傘を傘を差して
傘 但し木のように雫に疎く
朝 言わずもがな雨はなお降り続く
儘 ならずとも君の涙は続く
唯 さればこそ巷に降り注ぐ
別に知らない振りしたってそれはそれで悪くないし
助けたってあんた別にありがとうも言わないし
恩に着せるわけじゃないし、珍しいって程でもないし
無礼、非礼、だけどキレイ、美しいrainy lady, shameless!
笑っちゃうよ雪だるまなんてあんたに作れるわけがない
砕けちゃうよだってあんた雪を解かす雨女じゃない
いじけちゃうよだけどもしも一緒にいれる術があるなら
傘を傘を傘を傘を傘を傘を差して
嗚呼 美しいrainy lady, but I am
just a snowman, you know?
時に脆く、雨に弱く
その髪にも触れられないまま
嗚呼 愚かしいrainy lady, if you wanna touch a snowman, you know?
umbrella!
It’s only to save us from every suffer, or love, or what just kills me wherever you will be!
傘を 濡れるその肩に触れられずとも
傘を 願わくばそれが最後でもいい
傘を 君が明日に行けるなら
君が明日に生きられるなら
駆けて行って雨の中を汚れることも厭わずに
(愛 但し血のように熱く深い)
(何故 言わずもがな其が真なれば)
触れて知って暖かさを雪の中に確かにあるの
(誰 かくの如く名は与えられずとも)
(我 さればこそ巷に降り注ぎ)
そして言ってサヨナラを最後に一つ一つだけ
(君に 今別離の来るがごとく)
(さあ 抱きしめる傘にこそそれはある)
傘を差して消える僕に今の僕を確かに覚えていて
(雨 降る日々に君を守りながら)
(そう 我が名は愛 ただ覚えていて)
春 君は今も変わらず雨に打たれ
傘 差す君の隣には誰が立つ
雨 それを祝福するが如く
今 さればこそ巷に降り注ぎ
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