駆け出した日の少年
まだ透明だった今日が
心の音を打った様な
そんな気がしていた

駆け出した日の少年
行き先はなくて
胸の鳴る方へ
ひたすら歩いていた

果てない旅の片隅で
同じ今日を見つめていた目に

焼きついた記憶と化して
枯れない声を鳴らして
聞こえてきたその光が
照らした僕らの群像

一つ一つ違う音で
一人一人違う意味で
回り出したこの世界で
重なる僕らの群像

駆け出した日は少年
ひとりぼっちの道も
交わって繋がって
同じ夢を見る

まだ透明だった日を
彩っていく青が
それぞれの思いを
ゆっくり紡いでいく

果てない旅の片隅で
同じ今日を見つめていた目に   

溺れていく心の行方を照らして
無数の夜に一つ愛を灯して
溢れていく思いの粒を抱きしめて
新しい物語が始まる

果てない旅の片隅で
同じ今日に焦がれていた

霞んでいた目を凝らして
震えていた手を開いて
歩いていく歩いていく
このままもう少し遠く

暗い暗い夜の向こうで
怖いものなんてもうないね
歩いてきたこの世界は 
交わる僕らの群像

焼きついた記憶焦がして
枯れない声を聞かせて
僕ら一つ重なり合う
あなたに照らされた群像

一つ一つ違う音で
一人一人違う思いで
繋いでいくその未来は
交わる僕らの群像

駆け出した日の少年
まだ透明だった今日が
心の音を打った様な
そんな気がしていた

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群像 / 初音ミク

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投稿日:2024/02/02 15:02:14

文字数:587文字

カテゴリ:歌詞

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